Life is a Journey (人生は冒険)

新卒で入社した大手総合商社を辞め、ベンチャーの経営企画室で日々頑張る中の人「スナフキン」が綴る日常ブログ。仕事、勉強、旅行、恋愛など、人生に纏わる全てのことを自分なりの観点から綴っています。

就活について思うこと②~総合商社就活の裏側~

前回に引き続き、

総合商社に就職する為

スナフキンがどのような就職活動をしたのか、など

綴っていきます。

 

前回の記事ではESや面接についてのコツなど

書いてますので、まだ読んでない方は

是非そちらからどうぞ。

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スナフキンの就職活動

まず、スナフキンが具体的にどういった就活を

していたのかについて書いていきます。

就職活動でしたこと

基本的に就職活動をする際、

考えられるのは

 

合同説明会

企業説明会

OB訪問

インターン

大学の就活セミナーやES添削会

などがあると思います。

 

実はスナフキン、

これらのことを一切していません。

 

意識してやらなかったわけではなく、

実はその時海外の大学院に留学していて、

物理的にそういったものに参加できませんでした。

 

なのでESやWebテストは留学先から、

テストセンターの時に一回だけ帰国する

みたいな感じで就活を乗り越えました。

 

これらのことから言えるのは、

「きちんと準備して臨めば、受かる奴は受かる」

と言うことです。

 

就活中は色々な噂が飛び交い、

何が本当かわからなくなってしまい

「とりあえずみんながやってることをしよう。。。」

なんてことを考える学生さんが多いと思います。

 

スナフキン的には

周りに振り回されずに、

自分の軸をもって取り組めば大丈夫

と声を大にして言いたいと思います。

受けた企業

総合商社が最も興味のあった企業ですが、

一応少ないながら他企業も受けました。

具体的には

重工系企業

重工も扱う電機メーカー

など。

 

開発学を勉強していた身としては

やはり発展途上国へのビジネスに興味がありました。

 

なので、そういった場所でビジネス展開をし、

且つインフラに関わる仕事をしたい、

という軸で選考を受ける企業を選んでいたことを覚えています。

 

結果は希望の総合商社以外にも

上記の複数企業からも内定をもらいましたが、

最終的には総合商社を選択しました。

総合商社の差別化について

総合商社を希望する学生さんで

結構困るのが、

「なぜ弊社を希望したのですか?」

という質問だと思います。

 

「商社毎に何が違うのか」

「仕事に違いがあって、特色が違うんだろうか」

など、色々考えられると思います。

 

しかし、

これについて

実際内部で働き、時には他商社と共同で事業をした経験などから

言わせてもらうと

「基本的にどの総合商社も同じ」

です。

 

もちろん、規模や会社の方向性(昨今の某総合商社の中国ビジネス偏重など)

に違いはあれど、基本的にやってることは同じです。

(少し乱暴な言い方ですが、ビジネスが多岐に渡りすぎるため、

似たようなことをやっている面も多々ある、といった感じです)

 

では、どう差別化すればいいのか。

 

スナフキンは一貫して

『人』

と言っていました。

 

「それを言っても上手く言えないから困ってんじゃん」

なんて声が聞こえて来そうですが、

所詮まだ働いたことのない学生が

「御社は他商社と異なり、〜な事業を〜で、、、」

なんて言っても、実際に働いている面接官からしたら目新しくもなく、

的外れなことを言ってしまう可能性も往々にしてあります。

 

出会った社員に惹かれた、なんて言っても面接官はその人本人でないと

わかりませんし、真偽も不明です。

 

説明会に行ってなかったとは言え、総合商社には友人や

先輩などいたので、その人の話を膨らませたり、

本当に思いの丈を伝えたり、

そう言うことをして差別化をしたと記憶しています。

 

また、面接官も実際は事業にそこまでの差があると思って聞いていないので、

どう答えるのか

どう切り返すのか

そう言う論理的説明力を見ている質問だと思います。

 

なので

『人』

を軸にした上で

有無を言わせないロジックを組んだ説明をぶつけてみてください。

その他

最後に、

就活をしていて色んな噂を耳にすると思います。

 

実際に内定を得てから他の内定者に会って

スナフキンが思った・知ったことを綴っていきます。

総合商社の就活に纏わる噂

早期内定の有無

毎年就活の時期に噂になる某大手ECサイト運営企業が運営する掲示板。

そこに書き込まれる嘘かホントかわからない書き込みの数々。。。

その中で面接解禁当日に一番多いのが、

「内定もらった!」系の書き込みですよね。

 

結論から言うと、

早期内定は『あります』。

 

インターンシップに参加して有望な学生は面接解禁前に

面談と称して選考が進んでいたり、

飲み会や食事会など色々しています。

 

インターンシップ参加組だけでなく、

各大学で行われる説明会や模擬GD(グループディスカッション)などで

有望だと目をつけられた学生はその後メンターが付き、

裏側で早期選考を進められる

と言うことはざらに起きています。

 

優秀な学生を確保したい企業はそういう風に

学生を一定数囲い込み、

選考を進め、

解禁初日に内定を出すため、

某掲示板では「内定もらった!」系の書き込みが

増えると言うわけです。

 

スナフキンも内定をもらった後にあった内定者懇親会で

自分以外の多数が初日に内定もらっていた組

だったと判明した時はびっくりしたのを覚えています。

(そう言う人たちは選考中から大体知り合っているので仲が良い)

英語力

英語が絶対にできないとダメ

なんて噂はよく耳にしますが、

実際はそんなことありません。

 

もちろんできた方がいいに越したことはありませんが、

こと「内定を得る」という目標においては、

英語ができなくても内定はもらえる

という答えが正しいです。

 

実際にスナフキンの同期にも

TOEIC400点

なんて同期は何人かいました。

 

ただ、内定後の配属や

やらせてもらえることに関係するため、

高い点数を持っていた方が絶対に有利です。

必須ではありませんが、英語は勉強しましょう。

(別の機会に英語勉強法なども書きたいと思います)

 

不安要素をいかになくすかが

就活では大事です。

内定者の雰囲気

これも千差万別で、一言では言い表せません。

体育会出身のゴリゴリもいれば、

スナフキンみたいな大学院卒の

どちらかと言えば勉強やってきました

みたいな人間もいます。

 

しかし、総じて言えるのは

やはり人気企業の厳しい選考をくぐり抜けてきた人たちばかりなので

明るく、コミュニケーション力が高い人が多いように思います。

 

あと、よく言われるのは、

商社ビジネスがトレーディングから事業投資中心に変わってきたことから

バリュエーションなど数字を使う仕事が増えたので、

昔ながらの体育会出身のゴリゴリ身体使えます、的な人よりも

理系大学院出身や海外大学院出身の人が増えているように思います。

(スナフキンは文系大学院卒ですが)

 

総合商社時代、

かなり年上の大先輩が、

「最近の新入社員は昔と違っておとなしい奴が増えてよくわからん」

なんて言っているのを聞いたことがあります。

それくらいビジネスの変遷に伴い、

入社する人のキャラクターも変わってきている、

そう言うことです。

まとめ

色々書きましたが、

やはり何が一番大切かと言うと、

 

周りに流されない

自分の軸をもつ

しっかり準備する

 

これに尽きると思います。

 

細かい策を色々講じることも良いですが、

受かる人はやっぱりしっかり準備しています。

 

説明会やインターンに全く参加しなかった

スナフキンが受かったのはそういったことが

少なからず出来ていたからだと思います。

 

これから3月となり、

就活もいよいよ本格化していくと思いますが、

自分らしく

頑張ってください。

 

では。