Life is a Journey (人生は冒険)

新卒で入社した大手総合商社を辞め、ベンチャーの経営企画室で日々頑張る中の人「スナフキン」が綴る日常ブログ。仕事、勉強、旅行、恋愛など、人生に纏わる全てのことを自分なりの観点から綴っています。

ベンチャー企業で働くということ② ~ベンチャー企業へ転職して思うこと~

こんにちは。

今回は前回の続きで、

大企業の総合商社からベンチャー企業へ転職して

何をしているのか、

実際どうなのか、等

スナフキンなりに綴っていきます。

 

前回の記事はこちら↓

 

www.ventureholic.com

転職後

総合商社から全く畑違いのベンチャー企業に転職。

その実態は。。。

転職後の会社

総合商社から転職したベンチャー企業は

創業4年弱(当時)のスタートアップベンチャー。

入社当時は社員がギリギリ一桁で、

まだまだ成長途中の会社でした。

 

仕事は事業開発のBiz側で

前職のバックオフィス業務とは若干異なるものの

新規/既存事業のオペレーション構築や改善、

PL作成やそのためのオペレーション構築など

前職でのスキルも活かすような仕事をしています。

 

とはいえ、入社当時はまだまだ人が少ない会社で

前職のように部署が分かれているなどなく、

基本的に全員で事業促進のために

色々取り組んでいくような環境で、

事業運営のために色々挑戦したかった自分にとっては

非常に楽しく仕事をしていました。

転職後に変わったこと

生活

転職した企業はあまり勤務時間の制約がなく、

前職の9:15分出社に比べ、朝はゆっくり、

夜長く仕事、という風に若干シフト。

 

会社データもgoogle driveで管理していることもあり、

どこでもいつでも仕事できるので、

夜も家で仕事ができ、

かなりフレキシブルな労働環境になりました。

(セキリュティ的に問題あり、という話は置いておいて)

 

早く帰りたい時も帰ることができるので

スナフキン的には望んでた職場環境になったかな

と思っています。

(早く帰っても家で仕事したり、土日もまぁ)

 

あとは飲み会が激減しました。

これは今の会社の文化なので一概には言えませんが、

前まで軽めのものも入れて週に2-4回飲みにいってたのが

月に1回も飲まないなんてザラに。

 

転職したてのころ、3ヶ月で体重が8kg減るなんてことも。

給料

おそらく大企業→ベンチャーへの転職を考えている方で

一番気になっているのが「給料」の変化だと思います。

 

前回の記事でも書きましたが、

給料はどういうフェーズのベンチャーにいきたいか、

自分のスキルがどう活かせるのか、等の理由で

変わってきます。

 

スナフキンの状況は、

設立まもない(転職当時で設立4年弱、従業員10名以下)

スタートアップベンチャーなので

給料は正直かなり下がりました。

 

元々高給で有名な総合商社。

総合商社の離職率の低さはその給料の高さも

大きい理由だと思います。

 

ぶっちゃけると、

年収で200万円以上下がったと思います。

 

もちろん、

転職したといって年収が下がったままでいいのかというと

そうではなく、

アップサイドを狙って仕事をしています。

 

事業も成長しているので給与も結構上がったりしましたが、

それでももし今まだ前職の総合商社に在籍していたら

もらっていた給与水準には達してないかな

というところです。

 

また、単純な給与とは別に企業年金などの福利厚生も

大きく違います。

 

在籍していた商社では、

毎月給料とは別に23,000円勝手に積み立ててくれていたので、

それを自分で運用でき、

65歳になった際にかなりの金額になって

もらえるという企業年金制度がありました。

 

転職したベンチャーにはもちろんそういう制度はなく、

個人年金で自分で積み立てていく必要があります。

 

こちらは直近の生活に大きく影響することではないですが、

老後の生活を考えた際に大きな違いになります。

 

とはいえ、給与が下がった

福利厚生もない

だけれども

仕事のやりがいや面白さ

自由な労働環境

無駄がないことでのストレスフリー

など、

得たものも多分にあります。

 

目指すべき姿と

転職で得るものを考えると

全くあり得ない選択肢ではないのかと思います。

ベンチャーに転職して思ったこと 

大企業との違い

まず一番の違いは事業を行うスピードです。

 

大企業では社内稟議に非常に時間がかかるため、

一つの事業を進めるのに数ヶ月かかることも珍しくありません。

 

しかし、ベンチャー、特にスタートアップベンチャーなら

トライ&エラーを前提とした事業の進め方をするため

1週間で事業がめちゃくちゃ前進することもしばしば。

 

ここが一番の違いであり、ベンチャー企業のいいところ/醍醐味

だと思います。

ベンチャーならではなこと

いいこと

ポジティブなことは、

上記にも書いてますが「スピード」。

スピード感持って働きたい方には最高な環境です。

 

また、口うるさい上司や仕事のしない人なども

いないので、

変なストレスを抱えることも少ないのかなと思います。

 

自分の影響がもろに事業に出るのもやりがいを持って働ける

良い点だと思います。

悪いこと

ネガティブな違いとして、福利厚生や社会保障などがあります。

 

単純な給料の変化だけじゃなく、

転職を考えている方はこういうことも考えるべきかなと。

(スナフキンは全く考えてなかったので、転職して色々実感しました)

 

例えば、現在働いている企業には福利厚生はほとんどありません。

前職では映画割引や旅行優待などの特典がついた福利厚生機関に

加入していたのでその恩恵が受けれました。

 

また、個人的に一番大きな違いは企業年金の有無かなと思います。

前職の総合商社では毎月の給料とは別に23,000円の積立が個人に

与えられていました。

これは退職時にもらえるのですが、毎月23,000円だと

退職時にはかなりの金額になります。

(実際は積立を運用する前提なので単純な積立よりも増えてもらえます)

 

その他にも、毎月給料から引かれる社会保険料を会社が一部負担してくれていたり

(地味に月々数千円のインパクト。。。)

細々したものを考えると枚挙に遑がないくらいかも。。。

 

社内制度についても、整備がされていなかったりもするので

入ってみて気づいたことはたくさんあります。

 

しかし、そういったものも自分の力で整備していける

そういった醍醐味もあるので

そういう気概がある方は絶対に楽しいと思います。

まとめ

総合商社からベンチャー企業に転職して

後悔しているかと言われれば間違いなく

『後悔していない』

と答えます。

 

年収が下がった

福利厚生が少ない

など

色々ネガティブ要因はありますが、

それでもしがらみなく、純粋に仕事や事業を楽しめる

そんな環境を手に入れれたこと

スピード感を持って自分で事業を拡大できること

そういったことは転職してこそ得られたことだと思います。

 

もちろん会社を大きくしてお金の面でも

アップサイドを十分狙えると思います。

 

ベンチャー企業への転職を考えている方

まだ学生でファーストキャリアとしてベンチャー企業を考えている方

そんな方々へこの記事が少しでも参考になれば

経験者として嬉しく思います。

 

では。