Life is a Journey (人生は冒険)

新卒で入社した大手総合商社を辞め、ベンチャーの経営企画室で日々頑張る中の人「スナフキン」が綴る日常ブログ。仕事、勉強、旅行、恋愛など、人生に纏わる全てのことを自分なりの観点から綴っています。

ベンチャー企業で働くということ① ~大手総合商社からの転職~

昨今、メルカリやLineなど、

多くのベンチャー企業の活躍により、

トヨタなどの従来の大企業と同じように

ベンチャー企業が注目され、

学生や社会人でもベンチャーで働きたいと思っている人が

増えているように思います。

 

大学(大学院)卒業後、ファーストキャリアとして直ぐにベンチャーでの

キャリアを選ぶ人もどんどん多くなってきています。

また、卒業前からや就職してからも、

一度大企業を経験してからベンチャー企業に挑戦したい!

と思っている方も多いはず。

 

今回は、所謂大企業を経て、

ベンチャー企業に転職をした私スナフキンの経験から、

『実際のところどうなの』

『生活はどう変わったの』

『ぶっちゃけ給料は』

『後悔してない?』

など、気になる質問にも答えつつ、

過去の自分と同じような思いを持った方の

今後の人生の決定に少しでも参考になればと思います。

転職前

転職前の総合商社時代。

100名を優に超える同期と、

忙しくも楽しい時を過ごしていました。

転職前の会社

転職前は都内にある大手総合商社のコーポレート部門(職能部門)

所謂バックオフィスと呼ばれる非営業部署で働いていました。

 

大学院を卒業後、新卒で入社した会社で、

一番希望していた部署ではなかったものの

(二番目くらいに希望していた部署に配属された)

希望していた総合商社に入れ、

やりたい仕事にも関わることが出来ていたので

それなりに楽しく過ごしていました。

(なぜ総合商社で働きたいと思ったのかはまた別の機会に

書きたいと思います。)

 

現在の総合商社は従来のトレーディング業務ではなく、

事業投資が中心で

当時の部署は事業投資の案件組成に深く関わる部署だったため、

面白い案件に関わることが出来ていました。

(総合商社の仕事内容も別の機会に書きます)

 

また、 総合商社といえば海外出張・駐在ですが、

バンバン海外を飛び回り、会社派遣の留学や駐在に行く

同期・先輩もいて非常に刺激になっていました。

転職前の生活

総合商社時代の勤務時間は、

9:15-17:30 (休憩1時間)

の7時間15分。

朝は何もなければ大体9時くらいに出社するため、

8時くらいに起きて準備していました。

 

夜は忙しくない時は大体18時~19時には会社を出て

仲のいい同期と飲みに行ったり、一人で映画を見に行ったりすることが

多かったです。

 

電◯の一件以来、会社も労働環境に力を入れ始め、

長時間の残業禁止、有休消化推進などに力を入れていたため

どんどんホワイトな環境になっているなぁと感じていました。

 

商社といえば飲み会!

と思う方も多いかと思いますが、

僕がいた部署は営業ではなかったので会食などもなく、

会社関係の飲み会といえば季節ものの飲み会(新歓/忘年会等)

異動の歓送迎会くらいで、部署で飲むことは数えるくらい。

同期との仕事帰りに飲みに行くことはしょっちゅうでしたが、

強要される飲み会が少なかったため非常にストレスフリーでした。

 

営業部署でも、昨今のコンプライアンス的観点から

無理な飲み会などは殆どなくなってたなと思います。

なので、

『飲み会はちょっと嫌だ。。。』

とか思ってる就活生の方でもそこはあんまり心配しなくても

いいと思います。

(もちろん会社や部署によりけりですが以前よりはマシになっているかと)

 

ちなみにスナフキンは同期や先輩・後輩とのご飯がてらの飲みは

大体週2-4回くらいありましたね。 

転職に思い至った理由

そんなホワイト企業まっしぐらで良い同期にも囲まれた総合商社を

出ることになったのは何故なのか。

総合商社で出来ていたこと/出来ていなかったこと

出来ていたこと

総合商社の醍醐味といえば花形の事業投資やM&A事業に関わり、

大きなビジネスを動かすこと。

(個人的見解です)

 

営業ではなかったものの、

バックオフィスとしてそういう多くの案件に

関わることが出来ていました。

 

小さくても数億、大きいものだと

数百億~数千億という事業に、

しかも分野を問わず関わることが出来たのは

総合商社で働いていたからだと思います。

出来ていなかったこと

大きなビジネスに関わることが出来ていましたが、

海外出張などの機会にはなかなか巡り会えませんでした。

 

他部署の同期はバンバン海外に行って案件推進に向け前線で

頑張っているのに、営業じゃないバックオフィスの自分は

客先にも出れずオフィスで毎日書類と格闘し、

社内顧客たる営業部署の人たちとミーティングをする毎日でした。

(部署の性質上客先に出れなかっただけで、

客先に率先して出るバックオフィス部署もあります)

 

グローバルに活躍したいという思いを持って入った総合商社でしたが、

その思いを直に叶えられる仕事はなかなか出来ていませんでした。

転職へのキッカケ

面白い仕事も出来ている、会社はホワイト、給料も良い

ものの、

グローバルに働きたい、客先に率先して出て案件を直に回したい、

「自分事」として案件に向き合い、書類と格闘だけじゃない

営業や事業と直に向き合う仕事をしていきたいなど、

悶々とした気持ちはどんどん大きくなっていきました。

(実際はもうちょっと理由はありますが、今回は割愛

また別の機会にこちらも書きたいと思います。)

 

そんな中、新卒の時には興味のなかった

「ベンチャー企業」

という選択肢が頭を過ぎります。

 

『ベンチャー企業なら会社によっては海外にめっちゃ出れるかもしれない』

『自分の力で会社や事業を大きくすることに挑戦したい』

と思いたち、

ベンチャー企業情報が多く集まる「Wantedly」を見るようになりました。

 

面白そうな会社があれば話を聞きに行き、

転職は考えているけど別にそこまで急いでいる訳ではない、

機会があれば、というスタンスで色んな会社を見に行きました。

 

その中で出会った会社が今の会社。

なので、キッカケというキッカケがあった訳ではないですが、

そういう総合商社への悶々とした思いとタイミングが重なり、

最終的にベンチャー企業で働くことになりました。 

転職の方向性 ~どういうベンチャーに行くのか~

ベンチャー企業と言っても色々な会社があります。

 

立ち上げたばかりの所謂「スタートアップ」なのか

既に数百人規模の「メガベンチャー」なのか

「ベンチャー企業」と一括りに出来ないものがあります。

 

転職についても、どういう「ベンチャー企業」に行くのかで

待遇やできることが変わってきます。

 

社員が数名~十数名しかいないスタートアップベンチャーだと、

役職などもあまりなく、部署も決まっていないことが殆どなので

一人ですべき仕事が多様になり、できることの幅が広がります。

 

既に成長しているメルカリなどの大きなベンチャーだと

役職や部署もかなり決まっていて、

配属された部署や与えられた役職に沿った仕事が整理されています。

 

給料についても、

資金調達まもない、そして調達額も十分でないスタートアップだと

従業員に支払える額に限度があるので、

今後の成長に期待!という感じになる一方、

既に成長している大きなベンチャーだと、

前職からの給与UPも珍しいことではなく、

条件良化を狙っての転職も多いと思います。

 

事業の面白さだけでなく、

就職・転職したいベンチャーがどういうフェーズにあるのかを

知ることも大切になってきます。

 

長くなってしまったので、

次回は私スナフキンが

どういう会社に転職したのか、

何をしているのか、

実際給料はどうなのか、など

転職後の話を書いていきたいと思います。

では。